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【田原凧まつり(初凧祈願祭と、けんか凧)】

伝統行事(田原祭り・凧祭り・お糸奉献・ごせんだら・かぁかなど)
  • 期間

    2024.05.25~2024.05.26

  • 場所

    初凧祈願祭:中央公園、(*雨天時は田原市総合体育館アリーナ) けんか凧合戦:田原市総合体育館周辺

― 鳴り響くうなりが大迫力!伝統のけんか凧と祝凧 ―

・令和6年5月25日(土) 初凧祈願祭(会場:初凧祈願祭➤田原市総合体育館・中央公園)
 今年度の初凧の受付は終了いたしました。 
 また来年度のご注文をお待ちしております。

・令和6年5月26日(日) けんか凧 (会場:本部➤はなのき広場、戦場➤イオン裏水田地帯)
※5月26日が雨の場合、6月2日(日)に順延となります。

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 伝統の田原凧とは 

田原凧は、江戸時代から伝承されている田原市の習俗。


長男の誕生と無事を願って揚げられてきた「初凧」と、大空で勇壮に糸を切り合う「けんか凧」の2つの魅力をもった凧揚げの風習が、今も受け継がれています。


また、「初凧」と「けんか凧」はともに田原市の無形民俗文化財に指定されています。





初凧

初凧は、旧暦5月5日の端午の節句に男の子の誕生祝い無事成長を祈って大凧が揚げられてきました。

現在では、男女問わず子どもの誕生と健やかな成長を願って初凧が揚げられます。


初凧は熟練の凧絵師によって鮮やかな武者や歌舞伎役者の絵が描かれ、一つとして同じものはありません。

子どもの誕生を祝う初凧祈願祭では、子どもの名前入りの大凧が、願いを込められ大空を高く舞います。

 
 初凧に描かれる絵 

 初凧には、凧絵師によって勇壮な武者絵や華やかな歌舞伎絵が描かれますが、
 女の子の出生を祝う初凧には、巴御前や牛若丸などが選ばれて描かれます。
 初凧が大空を舞う姿は圧巻です!







けんか凧 

田原凧の特徴は、横長で、縦にたった2本、釣り合いを調整するための糸目がつけられていること。

そのため、凧の向きが変えやすく、糸を引いたり緩めたりする、独特の糸さばきで、凧を上下左右にと自由自在に操作することが可能になります。


けんか凧合戦では、ナンキン(南京)と呼ばれるガラスの粉を糊付けした凧糸を用い、相手の糸に絡めて切り合います。

 凧合戦では、「うなり」と呼ばれる激しい音をギャンギャンと響かせながら、激しい空中戦が繰り広げられます。


  
 知っておくとより「けんか凧合戦」が楽しめる♪ 
 けんか凧のルールと技 

 ✤けんか凧のルール✤ 
 けんか凧合戦は赤組と青組にわかれておこなわれます。
 10回戦 い、相手の糸を多く切った方が勝者となります。

 ✤けんか凧の技✤
 けんか凧には、
  ・真上から突然襲い掛かる「急降下」
  ・猛スピードで左右に移動する「つばめ返し」
  ・ゆっくりと様子をうかがい接近する「十八番切り」
  ・地面すれすれで戦う「千鳥の舞い」
 などの技があります。






田原凧まつり

田原凧まつりは毎年5月の第4土曜日・日曜日におこなわれます。


初日の土曜日には「初凧祈願祭」と「初凧揚げ」がおこなわれ、家族そろって子どものお祝いをします。

2日目の日曜日にはパオ東側裏にて「けんか凧合戦」がおこなわれます。





田原凧作り体験

田原まつり会館では、初凧やけんか凧が展示されており、凧作り教室も開かれています。

詳細は、渥美半島ブログをご覧ください!



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